牛乳の殺菌について
今回は、牛乳の殺菌方法について書いていきます。
そんな難しくないので、構えなくて大丈夫です!
今日の要点を先に言ってしまうと、牛乳を飲むときは
①殺菌方法をチェックすべし「低温殺菌」「高温殺菌」「超高温」のどれか?
→低温殺菌や高温殺菌が牛乳本来の美味しさに近い
②ノンホモと書いてあるかチェック。
→蓋を開けたときにクリームがつくやつ。
割と珍しいので、見つけたらぜひ飲んでみて。
軽く振って飲むとよし。
スーパーの牛乳コーナーで物色していると高い牛乳と安い牛乳がありますよね。
ちなみに、私が牛乳と呼んでいるものには「加工乳」「成分調整牛乳」「低脂肪乳」「無脂肪乳」とかは入ってないので。(私個人的にこれらを牛乳と認めないし、法律的にも牛乳と記載することが禁止されています。)
町のスーパーだと、MAX安い牛乳でも1Lで150円くらい、高い牛乳で300円くらい。百貨店とかだと1000円のが売っていることも。
この違いはなぜ生まれるのか。答えは「手間」です。
手間のかけ方の一つとして、殺菌方法が関わっています。
スーパーで高い牛乳を手に取ってみてください。
「低温殺菌牛乳」と記載されていないでしょうか?
勿論、全てではありませんが。
具体的にいうと、パッケージの裏をみて見てください。
65℃前後で30分位殺菌したと記載されているものです。
安い牛乳は120〜130℃で数秒加熱する超高温殺菌(UHT法)がよく使用されます。
低温殺菌の方が時間が圧倒的にかかっていますよね。
そのため、金額も必然的に高くなります。
低温殺菌と超高温殺菌の間には高温殺菌というものもあります。
これも超高温に比べたら十分美味しいです。
詳しくはリンク貼っておくので、他サイトで見て見てください。
温度の他にも、味、特に舌触りに関係した要素があります。
それが「ノンホモ」です。
こちらも牛乳本来の味に近いものになります。
牧場に遊びに行くと、バター作り体験とかできるところがありますよね。
牛乳をひたすたフリフリして、結構疲れます。
じゃあ、家で牛乳を買ってきてフリフリしたらバターができるのか?
その答えは、「ノンホモ牛乳だったらできる」です。
市販されているほとんどの牛乳は、消化吸収をよくする目的、乳脂肪の浮上防止の目的で、乳脂肪を細かく砕く均一化(ホモジェナイズ)を行なっています。
簡単にいうとムラを無くすということですね。
ノンホモ牛乳を買って、牛乳瓶の蓋を見て見てください。
クリームがこんな感じで付着していると思います。
これをクリームラインと呼びます。
ノンホモ以外の牛乳でも、とても美味しい牛乳がたくさんあります。
が、ノンホモでしか味わえない美味しさもあるので、見つけた際はぜひ飲んでみてください。
ノンホモ牛乳は上の方が脂肪味が強くなるので、軽く振ってから飲むのがおすすめです。蓋についたクリームはぺろっといっちゃってください!
こんな感じで、私が牛乳を探すときには、殺菌方法とノンホモかどうかを主にチェックします。特に、飲みたい牛乳が低温か高温殺菌だとかなりテンション上がりますね。
これに関しては好みなので、サラサラ系が好きな人はホモジェナイズ牛乳の超高温系がいいんじゃないかなと思います。
次回からは本格的に牛乳の紹介をしていきたいと思います!
では!